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「風」「あきらめ節」









 




詞:朝倉勇
曲:イギリス民謡

ほんとのことが 言えたらな
目が見たことが 言えたらな
思ったことを 便りに書けたらな
頭の上を 吹く風よ

仲間が今 何をしてるのか 聞かせてくれ
彼は今 何を 見てるのか
もう一人の彼は 何を考えているのか
遠くの彼は 誰と 心を通じているのか

あの人の目は 何を見ようとしていたのか
そんな気持ちが 歌に歌えたらな
優しさが 音に 表せたらな
そしたら 僕は僕に なれるのにな

ほんとのことが 言えたらな
目が見たことが 言えたらな
思ったことを 便りに書けたらな
頭の上を 吹く風よ





















「あきらめ節」 




詞:添田唖蝉坊╱弾き唄い:土取利行


地主金持ちはわがままもので 役人なんぞはいばるもの
こんな浮世へ生まれてきたが わが身の不運とあきらめる
お前この世へ何しにきたか 税や利息を払うため
こんな浮世へ生まれてきたが わが身の不運とあきらめる
米は南京おかずはきなこ 牛や馬でもあるまいし
朝から晩までこきつかわれて 死ぬよりましだとあきらめる
汗をしぼられ油をとられ 血を吸い取られてその上に
ほうり出されてふんづけられて これも不運とあきらめる
苦しかろうが又つらかろが 義務はつくさにゃならぬもの
権利なんぞをほしがることは できぬものだとあきらめる
たとえ姑が鬼でも蛇でも 嫁は素直にせにゃならぬ
どうせ懲役するよなものと 何も言わずにあきらめる
借りたお金は催促されて 貸したお金は取れぬもの
どうせ浮世はこうしたものと 私しゃいつでもあきらめる
長いものにはまかれてしまえ 泣く子と資本家にゃ勝たれない
貧乏は不運で病気は不幸 時世時節とあきらめる
あきらめなされよあきらめなされ あきらめなさるが無事であろう
私しゃ自由の動物だから あきらめきれぬとあきらめる



(2013.4.18)