雑感 アーカイブ

出版 Publication



『曲芸お伽草子』
2011年10月25日  発行
発行:鶴書院 発売:星雲社
A5判 並製 56ページ オールカラー 定価(本体1,000円+税)













































『ブリキのサーカス』
2005年10月17日  発行
2010年6月8日  3刷
発行:高須賀優
B5判 並製 28ページ オールカラー


























 




                                                                                                                『ブリキのサーカス』に掲載している詩
ブリキのサーカス


シマシマパジャマのまま外にでた  空と地面の境界はぼんやりとしてはっきりしない

白い月がボクを見ている

公園のベンチに座った  池の中にコサギが一本足で立っている

昔聞いた話を思い出した  サーカスの美しい女芸人にひとめぼれした男の話

気をひこうと指一本で逆立ちすることを思い立ち  毎日毎日練習してついに出来るようになったんだつて・・・

パジャマのボクを横目で見ながら犬が通りすぎた  老人が通りすぎアベックが通りすぎ若い女が通りすぎた

飼い主をひっぱって大型犬が通りすぎた  同じ人を三度見た  同じ犬を二度見た

ベンチから腰をあげボクも池をひと回りすることにした

クモの巣の露が小さなガラス玉のように光っている  噴水が白い波をたてる  カメが首をだして泳いでいる

背びれをだしてコイが泳いできた  カモが飛び立った

自転車に乗った女学生がボクをおいぬいた  サラリーマンも早足で通りすぎた

空がすっかり金色にかがやきはじめた

公園の出口の露店で「ブリキのサーカス」という画集を買った

「うれてる」 「あなたがはじめてですよ」

ボクは家にもどって服を着がえた  コーヒーをいれイスに腰をおろす  電車の音 カラスの鳴き声

絶えまなく走る車の音 子どもの声  ついこのあいだ公園でひろった子ネコがボクの足にまとわりつく












『東京風景画』
A4コピー版 18ページ(表紙4ページ手彩色) 1995








  隅田川貨物駅












『東京スケッチブック』
B5コピー版 14ページ(表紙本文手彩色) 1994頃














ⓒMASARU TAKASUKA