雑感 アーカイブ

2012-10-25

「唐組・第50回公演 虹屋敷」












































吉祥寺・井の頭恩賜公園内・旧プール跡地 紅テント公演「虹屋敷」を見に行きました。
 すでに入口辺りは大勢の観客で埋まっていました。
これでは入りきれないかと心配でしたが、
スタッフの巧みな誘導で観客は整然ときれいにテントのなかに鎮座させられてしまいました。
ラストでは額縁に入った役者が、額縁もろとも野外の暗闇に消えていくのですが、
こんな場面が懐かしく、何故かまた新鮮にも感じました。
観終わって押し出されるように外に出たのですが、
振り返るとネオンがしっとりと真っ暗闇のなかに浮かんでいました。
フェリーニの映画を思い出します。



「ボブディラン風に吹かれて」

紅テント公演「虹屋敷」とはぜんぜん関係ないのですが、
深夜、NHKFMラジオで「ボブディラン特集」を放送していました。
懐かしくて聞いてしまいました。





ボブ・ディラン Bob Dylan 「風に吹かれて」Blowin' In The Wind

  どれほどの道を歩かねばならぬのか
  男と呼ばれるために
  どれほど鳩は飛び続けねばならぬのか
  砂の上で安らげるために
  どれほどの弾がうたれねばならぬのか
  殺戮をやめさせるために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

  どれほど悠久の世紀が流れるのか
  山が海となるには
  どれほど人は生きねばならぬのか
  ほんとに自由になれるために
  どれほど首をかしげねばならぬのか
  何もみてないというために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

  どれほど人は見上げねばならぬのか
  ほんとの空をみるために
  どれほど多くの耳を持たねばならぬのか
  他人の叫びを聞けるために
  どれほど多くの人が死なねばならぬのか
  死が無益だと知るために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない